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スラストリダクションについて 2

こんばんは。

先日B787に乗って来ました。お見せできるような写真がぜんぜん無いのが残念です。というのも保安検査場に15分前ギリギリに着いたくらいで、写真を撮る暇がありませんでした。羽田に着いても暗くなっていたので殆ど写真はとりませんでした。シップはJA802Aでした。

DSCN9938a.jpg
写真は去年のやつ。

最近巷で話題なのはMicrosoft Flightでしょうか?私はまだやってないのですが、噂だと随分と仕組みが変わってしまったようですね。残念な限りです。

それでは本題に入りたいと思います。
先日私はスラストリダクションについての記事を書きました。そもそも発端は久しぶりにPMDGを飛ばしたところ、スラストリダクションが作動しない→バグか?→PMDGのマニュアルを読む→VNAVエンゲージとオートスロットルがオンじゃないと作動しない。ということを知った事でした。
あの記事を読んだ方から、コメント欄にて、スラストリダクションについての詳細な解説をして頂きました。私なりにまとめたいと思います。(以下スラストリダクションをT/Rと書きます)

============================================

まず、FDとA/TとL NAVとV NAVはプッシュバックの前、出発準備が終わった頃にはオンにされているべきである。これはボーイングが定めたマニュアルや運航規定に明記されている。

離陸前は慌しくなり、スイッチの入れ忘れが起きる可能性がある為、前もってスイッチを入れておく。離着陸前後はCritical 11 minutesって言われるくらいですからね。

またPMDGでは標準設定でフラップ5でT/Rになっているが、本来の標準設定は高度(1500フィート)でT/Rとなっている。

国内線、近距離の国際線であれば、燃料が少なく飛行機の性能に余裕があるので、標準設定である1500フィートのT/Rで問題が無く、それ以外で設定する必要は無い。羽田の場合も同様。また1500フィートを上回る高度でT/Rすることはある条件を除けば無い。

ある条件とは地形によるものである。例えば熊本空港は632フィートの標高がある為、対地+1500フィートなので、計算すると2100フィートでT/Rがかかるようになる。

長距離国際線ではT/Rをフラップで設定する。これは燃料を満載している為である。
まず離陸時はV2+20を維持するようになっていて、その後200ノットを維持して3000フィートまで上昇するのが手順である。
もし国内線と同様に1500フィートでスラストを削ってしまった場合、上昇率が悪くなってしまい、3000フィートに達するまでかなり時間がかかる。

加速するに従って、フラップを10から5に上げたときにT/Rが作動するようにセットすれば、3000フィートまで上昇してゆっくりと加速し始めてフラップを5度まで上げたときにT/Rがかかる為、初期加速・上昇共にスムーズに行うことが出来る。

低高度を長く飛ぶことは、それだけ燃料を消費し、エンジンへの負荷も大きくなる。また当然地上に対する騒音も大きくなる。これらの理由もあり、長距離国際線では上記の手順を用いて、スムーズに上昇する。

国際線がその重量故になかなか上昇しないのは、成田に行ったことがあれば分かりますね。

那覇36からの離陸は判断が分かれるが、敢えて標準設定のままが多い。

===========================================
かなり簡潔に纏めてしまいましたが、実例を踏まえてとても詳細に解説してくださいました。御礼申し上げます。

羽田の34Rからの離陸時のスラストリダクションの設定は、確か某コックピット特集で有名な雑誌にあったのですが、間違いのようです。
那覇36のスラストリダクションの設定は元Pの方が書いていたので間違いではないと思います。判断が分かれる所だということですね。

本当に奥が深いです。


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Comment

2012.03.05 Mon 19:00  

こんにちは。
787に乗ってこられたんですねー。おめでとうございます!?
私も早く乗ってみたいんですが、今年はMD-90にしっかり乗っておきたいので、787は当分乗れそうにありません...
それにしても、凄く分かりやすい解説、ありがとうございます!
そこらへんの事は、全然よく知らなかったので、凄く勉強になります。

Microsoft Flightはこの前やってみたんですが、なんか使いづらかったですね。
FSのデータの方も覗いてみましたが、FSXやFS2004とは構造が全然違って、フリーの機体を追加したりすることも出来なさそうでした。
ん~、ホント残念ですね...
  • #l2fPF2zw
  • PW4000
  • URL
  • Edit

2012.03.05 Mon 23:57  

このハンドルネームかなり文字りました。
元P・・・・・・、なんとなく心当たりがあります。那覇36はよくよく考えればそれがベストですね。1000ftの解除後に再びフルパワーにして、一気に上昇しばじめるのですから。

他に例えれば200メートル走で全速力でスタートして50メートル走ったらペースを落として、真ん中まで進んで再び全速力で残りを走りはじめたかと思ったら、残りの50メートルぐらいのところでペースを落として走るようなものですね。

バグといえばLEVELDよりかは遥かにマシなですが(比べ物にならないくらいマシ)、PMDGのLNAVとVNAVは途中まではすごくいい仕事をしていたのに、途中で計算を間違ってなんで?っていう動きがありますね。

  • #l1XFsC6k
  • BWGS
  • URL
  • Edit

2012.03.07 Wed 00:29  

PW4000さん。
こんにちは。乗ってきましたよ。おめでたいです!
確かにMD-90に乗らねばなりませんね。いなくなる前に乗っときたいです。引退の間際だと行き先も限られますし、早めに乗るべきなんでしょうが、なにしろ行動力が乏しいので(笑)結局ギリギリに乗ってそう。
解説は私は要約をしたので、私も目から鱗でありました。

やはりFSは自由にアドオンを入れられるのが魅力だと思うんです。だからこそ発売から8年?たってもプレイ出来る訳です。普通8年も経ったゲームなんて色褪せてしまいますよね。まあただ今までのシステムはMicrosoftからしてみると、あまり美味しくないビジネスだったのかもしれません。一回売ってしまえば、後はお金が入ってくるのはアドオンメーカーですし。
クラウドを使ったり課金制にしたりというのは、GREEやらモバゲーやらに通じるところがあると思います。この業界は最近は儲かりまくっているみたいですし、この形がフライトシムが生き残る数少ない道だったのかな、とも思います。

2012.03.07 Wed 00:56  

BWGSさん。こんばんは。
恐らく心当たりの通りだと思います。うろ覚えなのですが、いかに無駄なパワーを使わないようにするかという話だった気がします。
バグですか。実際がどうなのか分からないので、BWGSさんがおっしゃるバグというのは、私の場合は殆ど気がつけません。ただ降下中などに、VNAVの動作が「これはおかしいだろ!」と思ったことはありますから、もしかしたらそれなのかも?
他には私の場合PMDGでLEGSのページでスピードを設定しても、231kt以下には減速してくれなかったりしますが、あれはバグなのか?仕様なのか?というのが疑問です。







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